僕の地元の祭が来週にせまる。
高倉です。
昔からそうだ。
いつも二週間前くらいからけやき通り中に提灯を飾りだし、光を燈す。
いつも音楽を聞きながら帰るんだけど、プレイヤーを停止させる。
こんな晴れた夜は、蝉が鳴いていて、立ち寄ったコンビニは気が利きすぎるくらい涼しくて、また外に出たら暑さと湿気でムワっとしてる。
あぁ、また夏がきたな。
そんなふうに思う。
とうに曜日の感覚が消えた僕にも季節は優しい。
あの頃はせつなくて苦しいくらいだった。
セックスなんか知らなくたって、掛け値なしで好きだと言えた。
何にも知らなかったけど、君が好きだった。
ガキの頃から一緒だった小室と最近よく話す。
「10年前ってこの街どんなだったっけ?」って。
ひどく曖昧だし、変わってしまったことは確かだけど、あの頃と同じように街灯は白くひかり、無風の川はこのまちの鏡となる。
携帯電話なんて持つつもりもなく、カセットテープだけでなく、CDすら追いやれる世界がくるとも思えず、魚が空から降ってくるような摩訶不思議な現象が起ころうとも、
あの頃、僕は好きだった。
今から見りゃくだらないことで、びっくりするくらい必死になってた。
そして、あの頃からは想像もつかないメンツで、想像もつかなかった活動範囲で音楽を続けている。
こりゃ、運命だな。
そんな風にさらっと言えそうな夜だ。
随分、大切なものが増えた。
おかげで守るのも一苦労。
なんだ。
最高じゃん。
ただ、それだけのこと。
しらふで朝や昼に、このblogを読んだ人は、酒でも飲んだ夜に出直した方がいいかも。
この気持ちを歌に乗せないで話すのは、しらふではきついかもね。笑
ただ、今はいつも通り。
酔いどれ、夏の夜。
信じられなかった携帯でblogなんてもんを書き殴る。ふと、見上げたら、やっぱり街灯は白く光ってました。。。
今日は、飲み過ぎたかな…。笑
最後にみんなへ。
楽しみにしてろよっ!!
なんて言ってみたり。笑